第14回東京大学大学院総合文化研究科・地域文化研究専攻シンポジウム 人種と人種主義を問う 〜地域文化研究の視点から〜

日程・会場ほか

・日 時: 2006年11月25日(土)13:00-18:00(12:30開場)
・場 所: 東京大学駒場キャンパス18号館ホール

プログラム

◇開会挨拶: 大貫隆(地域文化研究専攻長)
◇趣旨説明・司会: 石田勇治(地域文化研究専攻、DESK、CGS)

第1セッション 基調報告  13:15-14:30

■報告者@: 近藤光博(中央大学総合政策学部)
     「インドの(ポスト)植民地的近代性における人種と人種主義」

■報告者A: 齋藤成也(国立遺伝学研究所)
      「生物学的基盤から創発する人種差別のメカニズム」

◇司会: 石田勇治

第2セッション 地域文化研究からのアプローチ  14:40-16:40

■報告者@: 矢口祐人(地域文化研究専攻)
     「憧れのハワイアン・ボディ ―フラにおける精神と身体」

■報告者A: 石橋純(地域文化研究専攻)
      「人種デモクラシー社会における人種差別
        ―ベネズエラ、マスメディアにみる黒人の排除とステレオタイプ」

■報告者B: 與那覇潤(地域文化研究専攻・博士課程)
      「東アジア史から見た『人種主義』 ―観念の(誤)使用について」

■報告者C: アルヴィ宮本なほ子(地域文化研究専攻)
      「イギリス・ロマン主義時代の『人種』 ―均質化と混成化の間で」

■報告者D: 増田一夫(地域文化研究専攻)
      「『人種』なき共和国 ―試練に立つフランス的統合」

◇司会: 川喜田敦子(DESK)

第3セッション 総合討論   16:50-18:00

■弓削尚子(早稲田大学法学部)
■村田雄二郎(地域文化研究専攻)
◇司会: 遠藤泰生 (地域文化研究専攻、CPAS)

◇ 閉会挨拶: 柴宜弘(地域文化研究専攻)


■主催: 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
◇共催:
 東京大学大学院総合文化研究科アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)
 東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)
 日本学術振興会「人文・社会科学振興プロジェクト研究事業」領域II-1、「ジェノサイド研究の展開」(CGS)